空腹の冬空で

ー短歌ー

すきとおる　よぞらのさらで

つぶつぶの　ほしたちあつめ

じゃりじゃりたべる

コスパのいいカラス？

ぎりカラス感を維持しつつ、機能を削いでカラスのコスパを上げてみました。

詩：飴色

アスファルトの海に紛れる

君の赤い傘を追っていた

窓に残る滴のカケラ

冷め切ったカップ２つ

部屋の電球だけが暖かい

ぼくの世界は

この狭い部屋だと思ってた

日付の折り返しを通り過ぎた

ぼくもこのまま時を気にして

生きていくのかな

西空の角からオレンジに染まる

窓の滴は飴色に

まだはじまったばかり

街はモノトーンに包まれる

街灯の星たちが起きだす

僕たちも大人になっていく

ウサギの隠れ技

一応ウサギです。

懐かしいメロリンQをベースにしました。

もう、ええやろ

過去の栄光を引きずる

リタイア組の元ライダー。

ペンイラスト

蛇身鳥の願い

そこは蛇身鳥伝説の地

蛇身鳥の無念が宿る地

踏みしめた足元に広がる

落ち葉の音と

にじみ出る涙の痕

そこは火剣山を望むところにある

日差しの筆

ー日差しの筆➖

雨が止んで

葉っぱに伝う雫

向こうの景色は

見えるかい

微かな日差しの筆が

世界に色をつけ出す

これからなんだ

心を羽ばたこう

見つけ出そう

君の未来を