巒頭風水法で調査したところ、掛川市の北部に龍穴があることを発見。
ここは南アルプスあたりから龍脈が降りてきていて、周りを川が蛇行しています。
そして前方には小高い山が。
外からはわかりにくいですが龍穴(スポット)の場所には神社があります。
日差しが入りにくいために今はパワー自体は弱いですが、光を入り込むように少し施せばパワーがアップするでしょう。
上記の絵はポストカードサイズのスケッチ画にパステルで描きました。
このブログは不定期でアップしています。
テーマは生命の連続性。
油彩画、F10
白菊姫の想いが菊川の石に移り、この付近の川底からまるで菊の花のような石が採れた。
この菊石は小泉屋のそばにある夜泣き石の横や佐夜鹿公民館の隣、菊川の里のセンター入り口
に安置されている。
(新解釈)
(一章)
日照り続きで川はとうとう干上がってしまった。
祈祷師を呼んで神の声を聞いたがやはり人柱が必要とのことだった。
子もなく、旦那も行方しれずのお菊に人柱となる白羽の矢が立った。
お菊は長者の家に呼ばれた。
長者「お菊。すまねぇが、村のためだで。かんにんしてくりょ」
お菊「・・・・わかりました・・・」
長者「そうか、わかってくれるか」
お菊「・・でも、次の正月くらいまで待ってくれねぃだろうか?」
長者「それは、ダメだ!それとも何か理由でもあるのか?」
お菊「え・・・・ありません・・」
うそだった。
京から来ていた高実卿と一夜限りの契り交わしたお菊。
お菊のお腹には新たな命が宿っていた。
長者「できることなら代わってやりてぇがな。すまんな」
お菊はお腹を片手で優しく温めていた。
(二章)
この時期に聞こえるはずのカエルの鳴き声も全く聞こえず、太陽ばかりがギラギラ照り付けて
いる。
男衆は川底を掘り、女こどもは遠くから見ていた。
1メートルくらい掘ったあたりでお菊の手を後ろへしばり、男衆数人がかりでお菊を持ち上げ
た。
沈む夕日が赤く周囲を染めている。
「白菊姫伝説」