遠江伝承文芸映像詩

半農半術で創造的に生きていく諸術探究編

”明が島キャンプ場”のさらに奥。自然界と対話のできそうな境界辺り。

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タイラ沢の大滝

佐野郡と周智郡との境にある大滝。冬季は滝が凍り神秘な光景を醸し出す。

 

電話もつながらないキャンプ場として密かな話題を読んでいる明が島キャンプ場。

このキャンプ場のさらに奥へと進むと、大小の落石が道脇に見え始め、右窓からは深い渓谷と山々が姿を現す。そこを恐れずさらに突き進むと、右カーブのところに「タイラ沢の大滝」という木札が立っている。

サイドに車を停めて、徒歩で川沿いの小径を進む。半分は道無き道になる。沢を横断することもあるのでヒール系はやめておいた方がいい。

大人の足で15分くらいで滝壺につく。大滝と言われるほど水量はないように感じられる。

昔は大滝であったか。

ここで、滝壺の麓に古い人工的な形跡があることに気づいた。

帰路についてからあちこちの行政などへ問い合わせてはみたが、「わからない」という回答であった。かなり古いにもかかわらず今まで誰も気にならなかったのか。

 

深まる謎と沸き起こる浪漫。

 

この滝の場所は、森町と掛川市島田市の境の峠あたりになるか。

太田川の支流の源になる。