2024-02-26 神隠し 詩 君は神は居ないと言う 祠を蹴り倒し梵字を罵る 神の山へ向かって行く君 大きな荷物を引きながら 黄昏時に垂れた腕 君の家にカルシウムの山 ポケットから落ちる白いクズ 神の山にもカルシウムの山 人が姿を消すと神隠しにあったと言う 神は君を選んだのか 君が神を選んだのか 黄昏時に見た君は誰か