遠江伝承文芸映像詩

半農半術で創造的に生きていく諸術探究編

「菊川」という名前の由来

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菊姫伝説

昔、小夜の中山の東を流れる川から菊花紋の石が沢山採れたそうだ。この石は菊石と呼ばれ白菊姫伝説の基にもなった。ここの川を菊川と呼ばれるようになり、地名も菊川と名付けられるようになっていった。

またこのあたりは菊川の里と呼ばれていて、源頼朝やら、藤原宗行、日野俊基らが足跡(歌)を残している。動乱の時代を匂わせるロマンな地でもある。

江戸期に入ると、この辺りでは「餅あめ」が振る舞われていて、大変人気があったそうだ。

それは餅を一口大に焼き上げ、それを皿に並べて子育て飴(水飴)をかけるという物。

ここ近年は、昔のものが見直されているブームである。これに肖って復刻「餅飴」は食べられないものか。

 

 

吾妻鏡 1 (岩波文庫)

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